共振

電気回路における共振とは、特定の周波数でインピーダンスが非常に小さくなったり大きくなったりすることを言い、この時の周波数を共振周波数といい、共振周波数でのインピーダンスが共振レベルです。プリント基板上の配線が意図しないアンテナを作り出すことがあり、基板内にある高周波ノイズがアンテナの共振周波数と合致している周波数で強調され、放射ノイズを増大させる原因となる場合があります。これらの代表的なものにグラウンド共振やプレーン共振などがあります。共振は回路で積極的に利用する場合もあります。