用語集 Glossary
ノンモノトニック(非単調増加)
ノンモノトニックとは、デジタル信号の立ち上がり/立ち下がり時の傾斜が単調増加または単調減少ではなく、信号の遷移途中で段付きが発生する現象です。特にCLK信号において、レシーバICのスレッショルド電圧付近でノンモノトニックがあると、ダブルクロッキングやタイミングマージンの減少といった問題が発生する可能性があります。伝送線路の途中でインピーダンス不整合による反射があると、ノンモノトニックが発生する場合があります。特に伝送線路にスタブがあったり、途中で分岐する場合には必ず反射が発生するため注意が必要です。