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用語集 Glossary

符号間干渉

デジタル信号の伝送時、信号遅延や反射によるリンギングなどが原因で信号がまだ安定していない状態 (伝送線路の周波数特性による残留応答中) において、次ビットの信号が1から0、または0から1に遷移すると、前ビットの信号の影響を受けて、符号間干渉が生じます。符号間干渉は、伝送周波数が高ければ高いほど起きやすくなります。符号間干渉が発生していると、アイパターンに歪みが生じてしまうため、ノイズマージンが小さくなり、信号を正しくサンプリングできる範囲が狭まるため、符号誤り率が増加します。符号間干渉は、シンボル間干渉とも呼ばれています。

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