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課題の解決事例 Solution case

配線スタブを最小にして、通信品質の改善

Issue

配線スタブを最小にして、通信品質の改善

Serial ATA信号の分配で、製品種別により、どちらか一方のコネクタのみ使用する構成でしたが、EYEが開口しておらず、通信エラーが頻発していました。

Solution

配線スタブを最小にして、通信品質の改善

高速信号の分配においては、配線スタブが通信品質に大きな影響を与えるため、部品の配置・配線に注意し、スタブを作らないように配慮する必要があります。スタブを避けられない場合は、リドライバなどの部品を使用する場合もあります。

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関連する基板解析シミュレーション

EYE解析

当事例では、ACカップリングコンデンサを、製品種別ごとに使用する方を実装、使用しない方を未実装、として切り離していましたが、使用しない方の配線で、ドライバのPAD~コンデンサのPAD間の配線がスタブとなり通信品質に悪影響を及ぼしていました。コンデンサの配置をドライバ近傍に移動することで、スタブを最小にすることができ、通信品質が改善、EYEも開口するようになりました。

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