課題の解決事例 Solution case
ダンピング抵抗の最適配置で信号品質改善
Issue
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一般的に、デバイス間の配線は短くすることが重要ですが、配線が長くなってしまう場合はオーバーシュートやリンギングが発生しやすく、波形品質が悪化する可能性があります。
Solution
![ダンピング抵抗の最適配置で信号品質改善](https://simulation-pcb.com/cms/wp-content/uploads/2023/04/749819bbe61695add3dd38c71b5dfc13.jpg)
波形品質の悪化を改善するために、ダンピング抵抗を送信端の極力近くに配置することが重要です。さらに出力インピーダンスとダンピング抵抗値の和が伝送路のインピーダンスと等しくなる必要があります。
関連する基板解析シミュレーション
SI解析
SI解析は、伝送線路信号の波形品質を解析するシミュレーションです。今回の事例では、ダンピング抵抗をE6系列で調整し、47Ωで波形品質が最適化することを確認しています。
![SI解析](https://simulation-pcb.com/cms/wp-content/uploads/2023/04/SI.jpg)