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課題の解決事例 Solution case

ビア-GND間距離を調整し、リターンロスを最適化

Issue

ビア-GND間距離を調整し、リターンロスを最適化

SDIやCOAXPRESS等の高速信号の規格ではあらかじめSパラメータで規定値を定めています。しかし、基板配線により反射特性(リターンロス)や透過特性(インサーションロス)が大きく変動して規定値を超えてしまい、不適合になる場合が多くあります。

Solution

ビア-GND間距離を調整し、リターンロスを最適化

当事例では、上図のようにビア-GND間の距離を離すために、表層のGNDベタを大きくくり抜くことで、寄生容量が減少しリターンロスを規定値に収めました。

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Sパラメータ解析は、反射や透過の度合いを表わすSパラメータが規格内で収まるかを解析するシミュレーションです。当事例では、この解析を事前に行うことで、規格を満たすように設計しました。

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