課題の解決事例 Solution case
半導体モデルが入手出来ない場合の伝送特性最適化
Issue
半導体モデルが入手できない場合、EYE解析が不可となり、伝送特性の最適化が出来ず、通信が困難になる可能性があります。
Solution
半導体モデルがない中でも、インピーダンスマッチングを行い、伝送特性を最適化する必要があります。当事例では、GNDとビアの距離を離し、最適な距離に調整することで、インピーダンスマッチングを行っています。
関連する基板解析シミュレーション
TDR解析
TDR解析では、高速なステップ波形を観測することで、特性インピーダンスの変化を確認します。当事例では、差動100Ωになるようにビア間距離、GND間距離を調整してビアのインピーダンスが許容範囲内に収まるように設計しています。