課題の解決事例 Solution case
筐体側面に穴を追加し、FPGAの発熱を抑制
Issue
![筐体側面に穴を追加し、FPGAの発熱を抑制](https://simulation-pcb.com/cms/wp-content/uploads/2023/04/ffa02c8fcc7285e6e65d5a0c31d5508b.png)
半導体には規定温度があり、それを上回ると様々な不具合が発生する恐れがあります。当事例では、FPGAの表面温度が規定温度を上回っていました。
Solution
![筐体側面に穴を追加し、FPGAの発熱を抑制](https://simulation-pcb.com/cms/wp-content/uploads/2023/04/870e47a869730b6ec0d0863cb35e2b91.png)
両側から入力を行うことで、電流集中による発熱を防止しました。他にも、パターン幅を太くする方法等で発熱対策を行う場合もあります。昨今は発熱対策がより求められておりますので、発熱を考慮した設計が重要です。
関連する基板解析シミュレーション
熱流体解析
熱流体解析とは、製品内部の風量、風向、表面温度を解析するシミュレーションです。今回の事例では、FPGAが発熱していることを確認した後、風量、風向を鑑みた最適な穴の追加位置の判断に活用しています。
![熱流体解析](https://simulation-pcb.com/cms/wp-content/uploads/2023/04/6d81576bc5fc3a35ea6fc7dca5273b6d.jpg)